B型肝炎給付金に関して

B型肝炎給付金は、集団予防接種の注射針使い回しによりB型肝炎ウイルスに感染した方を対象に支給されます。

現在では注射針などの医療器具に使い捨てのものを採用したり、使用毎に洗浄を行ったりと各医院で対策されていますが、当時は院内感染対策が徹底されていませんでした。B型肝炎ウイルスの一次感染者だけではなく、母子または父子感染の二次、三次感染者も対象となります。

また、B型肝炎で亡くなられた方の相続人が、代理としてB型肝炎給付金を受給することも認められています。給付額は病態やウイルス感染年数によって変わり、最高で3600万円の給付金が国から支払われます。