債務整理は司法書士法律事務所に相談

個人の借金の額を減らし、利息負担を少しでも軽減する手続を債務整理といいます。主に任意整理、特定調停、個人再生、自己破産の4つのパターンがあるのです。任意整理は、司法書士や弁護士に依頼して債権者と裁判所を介さず交渉してもらい和解を成立させる手続です。

借金を減額したり、利息を軽減したりして5年くらいで分割して返済する方法です。ただし、金融機関によっては5年くらい新たに借り入れが出来なくなります。借り入れ出来る金融機関もあることもありますが、審査の段階で信用情報機関に登録されているので、難しいのが通常です。メリットもありますが、デメリットもあります。

債務整理による救済からの人生リセット

経済の発達及びマネーゲームの伸長により、予期せぬ多重債務リスクが高まっています。誰しも資産を増やしたいがために、不本意にも多重債務に陥る場合があるのです。多重債務に陥ってしまった方がとるべき対応として債務整理があります。

順序としては、先ず任意整理を行いますが、任意整理で救済しきれない場合には最終的に自己破産で解決します。自己破産はリスクもあるので安易に推奨できませんが、これは社会的にも認められている権利です。この債務超過と破産と救済、これら全てが経済システムの構成要件であり、全体の中で補完吸収されていることこそが、健全な経済を成り立たせています。